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侍道3 リプレイ 第十五回

侍道3 リプレイ 第十五回
弟子編
 第一回 第二回 第三回 第四回
先生編
第五回 第六回 第七回   第十回 第十一回
鬼姫編
第八回 第九回
山田一郎編
第十二回 第十三回 第十四回

前回までのあらすじ
信之介の真意はやはり桜井家への忠誠だった。
だが、織田の侵攻を前にして藤森家の桐江は信之介や高種村に疑惑の目を向ける。
信之介の真意を聞き、信之介に協力すると誓った山田一郎。
そしてついに祇州天奈に織田軍が侵攻してくる。
一方、後顧の憂いを絶たんとする藤森の大軍に包囲される桜花党の実利城。
大きくうねる歴史の波の中、おせい、信之介、祐馬、もみじ、そして山田一郎の運命は。

たぶん今年最後のリプレイ更新です。
※山田一郎編は妄想量が従来比五倍(当社比)なのでご注意を。
sa3.png


早朝
高種村・村長宅
おせい「・・・・・」
山田一郎「・・・・・」
もみじ「・・・・・・」
宗近「・・・・・・・」
おせい「宗近様、このままでは、みんな殺されてしまいます!」
宗近「因果応報。今まで好き勝手やってきた報いだ。」
おせい「祐馬さんを見殺しにするのですか・・・?」
宗近「あれとはもう縁を切った。どこでのたれ死のうと知ったことではない。」
おせい「・・・!宗近様は常々おっしゃっていたではありませんか、侍は本当にくだらない、出世や名誉、つまらない意地や誇りのために命を粗末にすると!今、祐馬さんを見殺しにしたら私たちも同じなのではないのですか!?」
宗近「・・・・・!」
山田一郎「・・・・俺が行こう。」
おせい「流れ者の農民さん・・・」
山田一郎「だから無理にボケなくてもいいと _| ̄|○ il|li」
もみじ「私も行こう。」
山田一郎「いいのか?桜花党は父上の仇なんだろう?」
もみじ「それでは私はまたおまえを殺さなければならなくなる。その祐馬とかいう奴もな。」
おせい「・・・・」
もみじ「でも、それは違うと父上・・・いや、山田一郎。お前が教えてくれた。父上の仇は父上の仇。でもそれはお前や祐馬殿じゃない。」
宗近「・・・・・」
山田一郎「いいぜ、ついてきな。見せてやるよ、本当の侍の戦いってやつをな。」
おせい「・・・・ありがとう。」

祐馬を助けるために村を出て行く山田一郎ともみじ。
それを見送るおせいと宗近。

宗近「・・・・わしは、間違っているのか・・・・」


実利城
実利城には既に藤森の大軍が城門に突入し、大乱戦になっていた。

山田一郎「もう少し遅かったらまずかったな・・・・」
もみじ「行こう。」
藤森兵「何者だ!!」
藤森兵B「敵の援軍か!?」

山田一郎がその巨大太刀を抜く。

山田一郎「浪人、山田一郎。故あって桜花党に助太刀いたす。命の惜しい者は道を開けろ!!」

一郎太刀を振り回しながら適中に躍り込む。
それだけで、敵兵の大半は恐れて道を開ける。
こんなものに巻き込まれらまず命はない。
よくリーチの長い武器に対抗するには懐に飛び込めば・・・と言われるが、それはよほどの実力差があればの話だ。
それなりの腕を持った者同士の戦いであれば、そもそも間合いにすら簡単には入れてもらえない。
ましてや、ただの雑兵がこの巨大太刀の暴威に敵うはずもなかった。

もみじ「佐村一刀流、もみじ、同じく参る!!」

もみじが山田一郎の後に続く。
山田一郎が切り開いた血路を追っていくだけなので、ほとんど戦う必要もなかった。

そうして二人が裏門と正門に通じる分岐路まで来た時、そこに桜花党頭領、松崎源十郎姿があった。

山田一郎「・・・何故お前がここにいる。」
松崎源十郎「あ?・・・・い、いや、俺はだな、援軍を連れてくるために・・・・」
山田一郎「援軍?そんなもの、どこから来る?」
もみじ「貴様、仲間を見捨てて逃げるつもりか!」
松崎源十郎「・・・・しょうがねぇなあ。逃げるの邪魔すんならぶっ殺すしかねぇ!!」
山田一郎「奇遇だな。俺も今、お前みたいのは死んで貰った方がいいと思っていた。」
もみじ「おまえ・・・おまえみたいのがいるから父上は・・・・」
松崎源十郎「・・・けっ、うるせえ小娘だ、死になっ!!」
もみじ「許さんっ!父上の仇!!」

松崎源十郎の馬通一と山田一郎の一郎太刀。
そしてもみじをも加えた戦いが始まった。
松崎源十郎は指揮官としては最低でも、その膂力と得物の馬通一と呼ばれる巨大な武器は充分に驚異である。
だが、それも相手が並の人間であればの話だ。

山田一郎「おまえ程度じゃ、相手にならねぇ。」

実にあっけなく、源十郎は倒された。

源十郎「へへへ・・・この俺が・・こんな所で終わるとはな・・・」
もみじ「・・・・・・・。」

そして二人は実利城天守の前に辿り着いた。

信之介「・・・・・来たか。」
山田一郎「信之介殿!?」
信之介「桜花党の連中はこの中だ。これをお主に託す、祐馬に・・・・」
山田一郎「・・・・これは?」

それは以前、桐江が文句を付けていた桜井家の家紋が入った小箱だった。

信之介「渡せば分かるはずだ。祐馬のこと頼むぞ。」
山田一郎「・・・確かに預かった。」

あまり長く話しているところを見られては怪しまれる。
信之介は何事もなかったかのように振る舞いながらその場を後にした。


実利城・天守
祐馬「正門が突破されたか・・・・」
桜花党員「副長、まだ裏門からなら脱出出来そうです。」
祐馬「貴様、俺に逃げろと言うのか!?」
山田一郎「ああ、そうだ。ここで犬死にしてもらっては困る。」
祐馬「黙れ!お前に何が分かる!!俺たちが滅びればこの地に二度と桜が咲くことはない。一日千秋の想いで桜井家の再興を夢見てきた・・・その想いが、お前のような奴に分かるかっ!!!」
山田一郎「なら、力づくでも引っ張っていく。」
祐馬「貴様ぁっーー!!!」

祐馬が襲いかかってきた。
だが、山田一郎はそれを苦もなく退ける。

しかしここでハプニング。
峰打ちにするのを忘れて祐馬を殺してしまった(汗


祐馬「そうか・・・・お前は俺に死に場所を与えてくれたのだな・・・ありがたい・・・・がくっ・・・・・」
山田一郎「・・・・・(汗」
もみじ「・・・これが、侍。」


いや違う、間違い!
やり直し!!(汗


今度はちゃんと峰打ちにする。

祐馬「く・・・・くそっ・・・・!」
山田一郎「・・・・・」

信之介から預かった小箱を祐馬の前に差し出す。

祐馬「・・・これは!?そうか・・・桜井家のために、生きろと・・・」
桜花党員「副長、敵が天守に突入してきました!」
祐馬「総員撤退用意!各自の判断で脱出。桜井家再興のために、必ず生きて再び相まみえようぞ!」
桜花党員達「おうーーーっ!!」


祐馬「ところで・・・・俺はさっき死んだような気がしたのだが、気のせいか?」
山田一郎「あ・・ああ!気のせいだ!!(汗」
もみじ「はははは!こいつぅ~お茶目な冗談を~!(汗」
桜花党員「副長、そんなことあるわけないでしょう!あはははっ!!(汗」
祐馬「そ・・そうか、そんなわけないよな!あはははは・・・!(汗」

三人+桜花党員
「あはははははははは・・・・・・!!( ゚∀゚)(汗」



馬鹿達の笑い声が野山に響いていた(汗
まあその・・・・とにかくいろいろあったが祐馬達は無事脱出した(汗


高種村
山田一郎「・・・・?」

高種村に戻った山田一郎を待っていたのは信之介であった。

信之介「もはや猶予がない。拙者は主膳を討ち桜井家を再興するつもりだ。だが、そのためには桜井家の遺児、おせ・・・・いや、静流様の力が必要になる。これから静流様を説得する。お主も一緒に来てくれるか?」
山田一郎「俺がいてもいいのかい?」
信之介「静流様はお主を信頼しているようだからな。」


村長宅
信之介「もはや一刻の猶予もありません。静流様、桜井静流として桜井家再興のために立ち上がって下さい!」
おせい「・・・わたしはおせい。静流という名はとうに捨てました。」
山田一郎「だが、主膳を討たねば争い事はなくならない。」
おせい「それは違います。主膳を倒したところで、新たな憎しみの種をまくだけです。どこかで憎しみを絶たねば、争い事はなくなりません。」
信之介「そうかもしれませんが、それでは・・・・!」
おせい「もうたくさんです!そんなに桜井家を再興したいなら、信之介、あなたが私を殺してこの懐剣を持って桜井の遺児を名乗ればいいじゃない!!」
信之介「・・・・!」
山田一郎「・・・こりゃだめだ。諦めよう。」
信之介「・・・!山田一郎殿!?」
おせい「あなたなら・・・そう言ってくれると思いました。」
山田一郎「もっとも・・・こちらが諦めても、あちらは諦めてくれないようだが・・・」
おせい「・・・・?」

外が騒がしくなってきた。
大勢の兵士達の足音。

信之介「・・・これは、まさか!?」
山田一郎「やれやれ、どうも先手をとられてばかりだなぁ・・・」

桐江「もはや隠し立て無用!この村に桜井家の遺児がいることは分かっておる!隠し立てするなら、村ごと焼き払えとの主膳様の命令だ!大人しく桜井の遺児を差し出すがよい!!」
信之介「・・・とうとう来たか・・・」
おせい「そんな・・・私のせいで村が・・・・」
山田一郎「これ・・・借りるぞ。」

山田一郎が懐剣を手にする。

おせい「山田一郎さん!?」
もみじ「何をするつもりだ!?」
山田一郎「俺が桜井の遺児を名乗る。」
おせい「そんな・・・!それでは貴方が!!」
信之介「いや、ここはこの者の言うとおりにしましょう。」
山田一郎「結構薄情ですね、信之介殿。」
信之介「な、何を言う。拙者はお主を信頼しているだけだぞ?静流様さえ助かればいいとか・・・・・・・・・・・・そんなこと全然思っていないぞぉ~?(; ̄□ ̄A アセアセ」
山田一郎「・・・・(-_-;)」

桐江「出てきたか・・・・」
山田一郎「・・・俺が桜井家の嫡子。山田一郎とは仮の名、桜井一郎だ!」
桐江「なんと・・・・貴様が桜井の遺児だったとはな・・・。よし、捕らえろ!!」

山田一郎は捕らえられた。

おせい「山田一郎さん!」

飛び出そうとするおせい。

信之介「なりませね。これがあの者の選んだ道です。」
おせい「・・・・・」

山田一郎「ほんとに薄情すねっ!!」

信之介「いや別に、お主ならなんとかすると思っているだけだぞ?決してお主なら死んでもいいや、とか思っていないぞぉ?(; ̄□ ̄A アセアセ」

桐江「くくく・・・この者を処刑した後は、匿っていた罪を問うて、この村も滅ぼしてくれるわ!」
おせい「・・・・!?」
信之介「・・・・・っ!」
もみじ「・・・・くそっ・・・」

山田一郎は兵士達に引き立てられて連れて行かれた。
そして、処刑の日は近づいていた・・・・・。

次回に続く。
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