QLOOKアクセス解析

徒然なるままに・・・

長い間お世話になりました。当ブログは閉鎖いたしました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

銀河英雄伝説

銀河英雄伝説 田中芳樹 徳間書店(現在は創元SF文庫)
いきなりそんな気分になったので^^;


子供の頃、クラスメイトにこの作品の熱烈なファンがいて、何度も勧められた。
正直「銀河英雄伝説」というストレートなタイトルにうさんくささを感じてなかなか読む気にならなかったが、気まぐれで一冊読んでみてからドツボにはまった作品。

過去にいろいろな小説を読んできたが、ほとんどの小説は一回読んだら終わり。
多くても数回。
10回以上読み直した作品と言えば、小説十八史略や三国志(吉川版)ぐらいであるが、この作品はそれこそ何回読んだか覚えていないほど読み返している。

過去に何度か溜った蔵書の処分をしたが、ここ数年読んでいないにもかかわらず、置き場所がないのに捨てられず、未だに大事に保管されてる作品(笑

この作品には名前を挙げ出すときりがないほどの多くの登場人物が登場し、その誰もが、捨てキャラではなく、(もちろん完全なちょい役とか脇役はいるが)様々なドラマが繰り広げられる。

作品全体に漂う、
腐敗した民主共和制と公明正大な名君が登場した専制君主制とではどちらがましか? 
という、ある意味究極の選択の状況の中、あくまでも民主主義国家の軍人であることを貫いていく自由惑星同盟のヤン提督やビュコック提督の生き様にはある種の感動を覚えた。

前半のクライマックスであるバーミリオン会戦でのシェーンコップとヤン提督のやりとりや、ランテマリオマル・アデッタでビュコック元帥が皇帝・ラインハルトに言い放った言葉などは、まさに心に残る名言だった。

でもこの作品、たぶん主人公は皇帝ラインハルトですよね?^^;
もっとも、この作品で誰が主人公であるか?
などと考えるのがそもそも無駄なことなのかも知れないですけど。
それくらいどのキャラも魅力に溢れている。

この作品に漂う深いテーマを考えながら読むも良し。
三国志などの歴史小説をも圧倒する駆け引きや謀略、戦略、戦術に圧倒されるもよし。
全編が見所満載の名作中の名作である。

尚、この作品以来、この作者さんの作品をたくさん読んだが、今でも持っているのはこの作品と「風よ、万里を駆けよ」(随末の動乱期を描いた小説)くらいである。
何故他の作品が保管されていないか、理由は聞かないで欲しい(笑
マヴァール年代記とか、西風の戦記とかも面白かったですけどね。

ないとは思いますけど、もし気が向いたら、詳細にレビューする日もあるかもですが、たぶんやりません^^;
大変すぎますし、私ごときがしったかして細かく語れるような物でもないです。


銀河英雄伝説の既刊は以下の通り。

銀河英雄伝説 1 黎明編
銀河英雄伝説 2 野望編
銀河英雄伝説 3 雌伏編
銀河英雄伝説 4 策謀編
銀河英雄伝説 5 風雲編
銀河英雄伝説 6 飛翔編
銀河英雄伝説 7 怒濤編
銀河英雄伝説 8 乱離編
銀河英雄伝説 9 回天編
銀河英雄伝説 10 落日編
銀河英雄伝説外伝1~4

興味があったら一冊手にとってみてはどうでしょう。
歴史小説とかが好きな人は結構はまれるかもしれません。
スポンサーサイト

コメント

「銀河英雄伝説」は文句なしに全盛期の田中芳樹を代表する作品ですね。
他にも、
 「アップフェルラント物語」
 「七都市物語」
 「自転地球儀世界」
など、面白い作品やシリーズがありました。・・・まぁ、完結していないのも多々ありますが。
あと、「銀河英雄伝説」や「タイタニア」の系譜に属する作品としては、「野望円舞曲」シリーズ(原案のみ)があります。

あと、短編中国史モノのはどれも出来がよいと思います。夏侯覇を主人公にして落日の蜀を描いた「白日、斜めなり」や、侯景の乱を舞台にした作品(タイトル忘れた(-_-;)など、及第点だと思います。

・・・まぁ、「隋唐演義」とか「岳飛伝」とか翻訳し始めたころからかなりおかしくなってきましたが(-_-;
ちなみに、次は「蘭陵王」らしいですが・・・ 期待よりも不安が先行します

  • 2009/05/04(月) 08:02:10 |
  • URL |
  • オジオン #-
  • [ 編集 ]

そういえばアップフェルラント物語や自転地球儀は読んだことがありますね。
記憶がほとんど無くなってしまっていますが^^;
随唐演義で挫折するまでは、可能な限り集めて読んでいました。
今のようにネットで通販でなかったので、よめなかったものもありますが。

>侯景の乱
また歴史マニアの心をくすぐりそうなところを突いてきますね^^;
小説十八史略では侯景は王偉にいいように利用されている役で、さらにその後の王偉の計略を真似して梁を滅ぼした陳覇先とか、このあたりのエピソードはなかなか面白かったです。
田中芳樹だとこのあたりがとうなるのか、または全然違う人物からの視点になっているのか興味はありますが・・・・この人の作品は随唐演義以来は読んでいませんけど(-_-;)

  • 2009/05/04(月) 14:17:03 |
  • URL |
  • 木陰(管理人) #leF2ecbc
  • [ 編集 ]

>侯景の乱
 たしか『長江落日賦』だったかと思います。
 田中芳樹氏の作品はちょっとクセが強いですが、『銀河英雄伝説』はたしかに名作です。大学時代にサークルの人から薦められて何気なく読み始めたのですが、すぐにはまってしまいました。
 まあ、リアリティという点では谷甲州氏の「航空宇宙軍史」シリーズに及ばないし、出てくるエピソードはことごとくナポレオンか古代中国ネタばかり(言い過ぎですかね?)だし、不満もそれなりにあるのですが。
 サークルが理系だったもので、皆で「一部の提督だけが通常の3倍の速さで動けるのはおかしい」とか「普段は無視しているくせに、都合のいい時だけ相対性理論を持ち出しやがって」とかダメ出しして楽しんでいました (^_^;

 ツッコミどころは数多あるにも関わらず、今でもついネタにしてみたり「あの登場人物はどうなったんだっけ」と気になったりします。
 未読のかたには絶対にオススメですね。ちゃんと完結していますし

  • 2009/05/04(月) 18:13:05 |
  • URL |
  • Barbal #L.zFf.1o
  • [ 編集 ]

◆南斗さん
>その他の作品
短編はどれも面白いと思います。
・・・「隋唐演義」からはことごとくハズレですが。
勧善懲悪が強すぎてどうしようもないです

>侯景の乱
そういや、作品には陳覇先や王僧弁も登場していましたね。「天竺熱風録」にしろそうですが、素材選定は未だに素晴らしいものがあると思います。
・・・が、どう考えても調理法が拙すぎです

◆Barbalさん
>「銀河英雄伝説」のリアリティ
あら探しすれば、いくらでも出てきますね。
例えば、自由惑星同盟について「防衛予算はGNPの18%が限界」とか出てきますが、真面目に読んでいれば吹き出すこと間違いないですからね。
GNPの18%と言えばほぼ国家予算の全額に匹敵しますから、限界も何も既に破綻状態です。

  • 2009/05/04(月) 21:48:01 |
  • URL |
  • オジオン #-
  • [ 編集 ]

No title

■Barbalさん
>長江落日賦
そのタイトルは読んだことがありますね。
しかし、内容をまったく覚えていません。
・・・・読んでいたのか・・・・^^;

>ナポレオンか古代中国ネタばかり
どう見ても作者さんが古代中国史大好きですから、そこはまあ、いいんじゃないかと^^;
私も好きでしたし。

>ツッコミ所
私もツッコミ好きですけど、フィクションに真面目にツッコミ出すときりがないです。
あえて突っ込んでわいわいやるのも一つの楽しみ方ですが^^;
元々SFとは言ってもファンタジーに近いですしね。

■オジオンさん
その他の作品といえば紅塵とかも読んだことありますね。
やはり「この時代を扱った小説を誰か書いてくれないだろうか」と言う点で、非常に期待に応えて書いてくれているのですが、随唐演義は本当に挫折しました(-_-;)

  • 2009/05/05(火) 23:44:57 |
  • URL |
  • 木陰(管理人) #leF2ecbc
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://seasons3000.blog89.fc2.com/tb.php/1243-b1b6d30b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。