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付喪堂骨董店6

付喪堂骨董店6
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御堂彰彦 電撃文庫

何か表紙がホラーですよ(-_-;)
内容はホラーではないですけど。
そろそろ物語もクライマックス。
後書きによると次巻が最終巻とのことです。
ちなみに表紙の人形は第1話に出てくるアンティーク『入れ替え人形』がモチーフだそうです。
実物(物語中の)はこんなに大きくないでしょうけど。

今回は四章仕立てではありますが、いつもと違って話が全部繋がっています。
いよいよ謎の二人組と対決。

一章・嫉妬
以前出てきた謎の二人組の片割れの少女の正体が判明する。
この章だけはいつもと同じような騙しを使っています。
もっとも、今回はストーリーを収束させる方を重視している感じで、騙しにはそれほどこだわりがないようでした。
・・・いつも騙されている私が気がつきましたから^^;

二章・音 
ほぼ完全に話が繋がっています。
謎の二人組の一人、飛鳥に刻也の持っている『ヴィジョン』が狙われる。
アンティーク『音霊』によって追い詰められる刻也だが、そこに咲が助けに現れる。

三章・未来
その続き。
咲に窮地を救われた刻也だが、もう一人の敵・駿が現れて再び窮地に陥る。
ここからはアンティークを使った読みあいの戦い。
都和子さんも加勢に駆けつけて来るが・・・・・

四章・過去
刻也と咲の出会いを書いた話し。
ここで咲の秘密のいくつかがつが明らかになる。
普通に読んでいれば、目については三章でわかりますけど。
いつもの勘違いネタではなく、シリアスです。


今巻は今までの1話完結式と違って話が全部続いている。
次巻が最終巻ということもあって、物語は一気に進む。
謎の二人組の一人の飛鳥は、妹に『入れ替え人形』によって声を奪われた少女。
(正確には違うのだが)
どうやら自棄になっていたところをアンティークに出会い、さらに駿に出会い、駿に賛同して行動を共にするようになったらしい。

その駿は、アンティークは人を不幸にする、そんなアンティークを自分の持っているアンティークの力で無効化し、世の中を本来のあるべき姿に戻そうとしている。
そのために、アンティークを見つければそれを奪ったり破壊したり、無効化したりしていたようである。

世界は不公平に出来ている。
その不公平な世界を、アンティークを使うものは自分のためにさらにねじ曲げる。
その結果、本来不幸にならないはずの人も不幸になる。
彼にはそれが許せないらしい。

だが、都和子が彼に突きつけたように『結局それをアンティークに頼ってやっていたら、彼も同じ』なのだ。
彼が大義名分の元に傷つけた人たちのことには彼は目をつぶっていた。
結局彼もアンティークの力に溺れて、自分の目的のために人を傷つけてきた人たちと何ら変わりはない。
都和子と駿は同じ目的を持ちながら、その方法が違っていた。

そして駿はそんな都和子の突きつけた事実を綺麗事と思いつつも・・・・アンティークの力に溺れて依存していることに気がつきかけた・・・・のだろうか?
次巻以降の動向はどうなるのだろう。

今巻では、全てではないようだが、咲の秘密も明らかになる。
咲の目については、以前から伏線が張られていて、刻也の『ヴィジョン』に近いか、それ以上の能力がありそうな気配がありましたが、どうやらそのとおりだったようです。
ただ、まだいくつかの疑問も残っている。

四章の過去でもまだ咲の秘密の全てが明らかになったわけではない。
確か咲はえらく昔のことも気にしていましたよね。
ものすごく大昔のことか。
ヴィジョンと同じように人の死が見えるのと、遙かな過去は関係ないような気がするのですが・・・・
このあたりも気になります。

さらにもう一つ。
アンティークをばらまきまくっている存在がいるはずなのですが・・・・・
そっちについてはまだ何も明らかになっていない。
ここも気になりますね。

今巻はだいぶいつもと違う構成でしたが、物語が急展開して読み応えがありました。


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