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"文学少女"と恋する挿話集3

"文学少女"と恋する挿話集3 
bunko03_20100504174107.jpg
野村美月/ファミ通文庫
まさかの毬谷先生のターン。
 
文学少女の短編集第三弾。

その1話目は、第1弾で哀れな目に遭いながらも笑わせてくれた牛魔王のフォロー。
それはともかく(え

印象に残ったのが
『傷ついた紳士(テノール)と穢れ無き歌姫(ソプラノ)』
『卵の歌姫(デイーヴァ)と彷徨える天使(エンゲル)』
の2編。
どちらも毬谷先生絡みの話し。
毬谷先生とは『文学少女と穢名の天使』に登場した人物ですが・・・・
まさかこの人のその後が来るとは思っていませんでした。

『傷ついた紳士(テノール)と穢れ無き歌姫(ソプラノ)』
は穢名の天使以前の話しで夕歌と毬谷の出会いを描いた作品。
本編ではわからなかった二人の絆が描かれています。

『卵の歌姫(デイーヴァ)と彷徨える天使(エンゲル)』
こちらは本編からかなり年数が経った頃の話のようです。
既に心葉が作家として復帰していていくつか作品を発表しているようですし、殺人という罪を犯した毬谷が一応世に出て生活しているようですから。
こちらでは取り返しのつかない罪を犯した毬谷が、その罪の意識に今も苛まれながらも、何かを捨てられずにある出会いをしてしまう。
エピソードとしては笑える要素はないのですが、その後の毬谷がどう生きていたか。
そして、晴音との出会いを通してどう変っていくのか。
あるいは変われないのか。
結論は出ていないのですが、なかなか考えさせられるエピソードでした。
どちらも秀逸です。

ところで表紙が竹田さんなのですが、竹田さんのエピソードは3つ。
『迷える仔鹿と嘘つき人形』
『頑張る仔鹿と臆病な旅行者』
『道化のつぶやき』
竹田さん、相変らずです^^;
一番文学少女シリーズらしいというか、本編に近い構成のエピソードでしょうか。
既に竹田さんが成長して教師になっていますが、あの性格は変っていないようで。
しかし、生徒達と接する中で、変ろうとしている、自分の中で変化があることを期待している。
実は頑張っているのはエピソードの主人公の仔鹿の方ではなく、やっぱり竹田さんだった。

それにしても流人は早く就職しましょうね^^;
やっぱり親が流行作家だと、お金には困っていないのかなぁ・・・・
だが、流人なら、お金が無くてもそうしていそうではありますけど。

そういや内容がちょっと前に読んだ漫画版の『美味しい噺』と被る物があって、あれ?
と思ったのですが、漫画の方は雑誌などに掲載された短編を軸にしていたんですね。
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コメント

No title

毬谷先生と竹田さんの救済話というか、フォロー回?
という感じでしたね。
 水戸夕歌→新田さん
 斉藤さん→仔鹿さん
と変換して読め、ということでしょうかね。

竹田さんが普通に良い先生になろうとしていて意外でした。
まぁ、学生の頃から「自分がおかしい」と自分を責めていたのですけどね(-_-;
確かに、アニメ声ではあります(^^;
 中の人:豊崎愛生(「超電磁砲」の初春)

>流人
しかも、財閥の私生児の遺伝上の父親。
姉は大手出版社の編集者。・・・働かなくても食っていけそうです

  • 2010/05/28(金) 04:10:16 |
  • URL |
  • オジオン #-
  • [ 編集 ]

No title

毬谷先生が出てきたのはかなり意表を突かれました。

竹田さんは相変らずだったのですが、あの完璧な演技力が逆に先生向きかもと思ったりも。
それなりに鋭くないと感づかないレベルらしいですし。

>流人
周りが大物揃いですか。
まあ、子供の筋は流人を甘やかしそうにはないですけど^^;
母親と姉は揃って甘そうですね(-_-;)

  • 2010/05/28(金) 21:21:01 |
  • URL |
  • 木陰(南斗) #leF2ecbc
  • [ 編集 ]

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