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12Riven -the ψcliminal of integral 考察その1

12Riven -the ψcliminal of integral
攻略完了。

Ever17でもあった時間やプレイヤーの視点を利用したトリックは今回も健在。
あるだろうとわかっていたのに、やはりノーヒントでいきなり見破るのは至難の業です。
終盤になってやっと繋がってきたというか。




以下、重度のネタバレです。
このゲームはネタバレすると面白さの9割(当社比)が吹っ飛んでしまうので、やろうと思っている人はこの先を見ないことを推奨します。




 
プロローグの流れ
プロローグは二人の主人公、練丸と鳴海の視点が交互に入れ替わる形で物語が展開される。
これが罠。
ちなみに練丸はただの学生。
鳴海は公安12課の捜査官。


練丸視点
2012年5月20日
・練丸に『正午にミュウがインテグラルの屋上で殺される』と、差出人不明のメールが来る。
インテグラルの屋上に向かう練丸

鳴海視点
・真琴から『正午にインテグラルの屋上でミュウが殺される』とメールが来る。
『第弐エクリプス計画』を阻止するためにミュウを守って下さい。
『屋上には練丸という少年がいて彼は味方』だというような内容。
インテグラルの屋上に向かう鳴海。



インテグラル屋上


練丸視点

インテグラルの屋上に到着。
そこには霧寺メイと倒されたミュウが。
霧寺に挑むが、不思議な術を使われて手も足も出ない。

鳴海視点

インテグラルの屋上に到着。
そこには霧寺に捕まっているミュウと倒された練丸が。
霧寺に挑むが不思議な術を使われて歯が立たず、鉄作に手錠で繋がれてしまう。

両者の視点が目まぐるしく交互に
リプロクの制服を着た青い髪の少女、チサト登場。
霧寺とΨバトルを展開。
チサト破れ、霧寺の銃弾を三発浴びる。

鳴海視点
この間に練丸とミュウが展望台に逃げていくのを見ている。

練丸視点
その隙に練丸とミュウはインテグラル屋上から展望台に移動。
しかしΨクリミナルと霧寺に追い詰められて、銃撃を受けるが不思議なスローモーション状態で回避。
銃弾でひびが入ったガラスを突き破って展望台から下のプールへダイブ。
そして現世界から姿を消す。

・・・と、ここまでがプロローグの大雑把な流れ。
ここに重要な騙し要素が入っています。

Ever17ではプレイヤーこそが第三視点、全ての可能性の世界に偏在していて見ている存在だとして最終的にはその第三視点のおかけで物語はハッピーエンドを迎えるわけですが、同時にこの第三視点(プレイヤー)が起こした錯覚が物語をややこしくしていた。
今回もそれに倣っているのかなと。
ちなみにEver17は2017の海洋テーマパークLeMUでの事故が発端で、さらにその17年後の世界で起きた同じ事故を扱っていましたが、今回は・・・・・


練丸視点のプロローグは2012年5月20日正午前
鳴海視点のプロローグは2012年5月21日正午前の出来事です。



ではネタバレでプロローグを分解してみます。

練丸視点の5月20日正午前
2012年5月20日
練丸に謎のメールが届き、ホテル・インテグラルの屋上に向かう
・そこには霧寺と倒されたミュウの姿があった。
・霧寺に挑むが不思議な力で歯が立たず破れる練丸。
・そこに警察の人(?)が助けに現れるが、やはり破れて鉄柵に手錠で繋がれてしまう。
・そこにリブロクの制服を着た青い髪の少女、チサト登場。
・霧寺とΨバトルをするが破れ、チサトは霧寺の銃弾を浴びる(実はトラブル弾・麻酔銃のようなもの)。
・その隙に展望台にまで逃げるが、霧寺とΨクリミナルに追い詰められ、展望台からダイブ、姿を消す(A世界へ)
ここまでか練丸視点のプロローグ、この練丸視点で現れる警察の人は鳴海ではない。
鳴海にメールを送った真琴(鳴海の後輩でやはり公安の人)である。


鳴海視点では、鳴海の思い込みによってさらなる混乱が起こっている。


鳴海視点
2012年5月21日
・真琴からメールが届き、インテグラルタワーの屋上に向かう。
*練丸に届いた謎のメールでは5月20日と日付が指定されていたが、真琴からのメールには今一人の少女が殺されようとしている。時刻はおそらく正午とだけ書かれており、5月20日とは書かれていなかった
ところがプレイヤーは、その直前に練丸に送られたメールも見ているので、これも同じ5月20の出来事だと思いこむ。
ここでまず、限定された情報しか与えられない『観測者(プレイヤー)』が錯覚を起こす。(かもしれない)

・屋上につくと、そこには霧寺と捕らえられた少女と倒された少年の姿が。
*そもそも鳴海は誰がミュウで誰が練丸であるかを知らない。
しかし、真琴からのメールを見てしまっているために、捕らえられているのがミュウ、倒されているのが練丸であると思いこんでしまった。
実は、少女のほうはミュウの格好をしたチサト。
少年は練丸ではなく誕吾(オメガ本物)。

・リプロクの制服を着た青い髪の少女、チサトが助けに現れるが霧寺に敗れて撃たれ、重態に。
*霧寺が青い髪の少女をチサトと呼んでいた為、鳴海もこの時点でそれがチサトであると思いこむ。
後にこの少女の学生証からも、彼女がチサトであると確信する。
ところが、この青い髪の少女はチサトの制服を着たミュウだった。

練丸と誕吾はまるで外見が違うので、ネタバレしてみれば見間違うはずもないのだが、世界の『観測者』であるプレイヤーには断片的な情報しか与えられていないため、視点が交互に入れ代わるトリックによってプロローグではこの
練丸視点の鳴海→真琴
鳴海視点の練丸→誕吾
ミュウとチサトの入れ代わり(髪型と髪の色を同じにしたら、ぱっと見は気がつかない程度には似ている)
ホテルインテグラルの屋上とインテグラルタワーの屋上
という違いに気がつくことが出来ない。
そのため、しばらくの間はプレイヤーはこの両方の視点の物語が同じ日の物語だと思ってしまう。

今回は特に第三視点とか観測者(プレイヤー)が事件解決の鍵を握っていたというような終わりかたではなかったが、随所にそれらしい存在の片鱗は見る事が出来る。
特に練丸編ではそれらしき存在がなんとなくいるようないないような?
かの名作Ever17にて正体を暴かれた第三視点(プレイヤー)は時系列的にもまだこの時点では正体を現さないようです。


次に練丸視点と鳴海視点の登場人物

練丸視点
・練丸・・・・学生、ミュウの幼馴染、主人公、何故か脅威的な記憶力。そして知っているはずのない未来を時々知っている。
・ミュウ・・・練丸の幼馴染。Ψの使い手。
・霧寺メイ・・・Ψの使い手。一応敵の様で、実は極度のツンデレ君だった(違


A世界
・マイナ・・・本名『真稲鳴海』、鳴海の20年前の自我
・チサト・・・Ψの使い手。リブロクの生徒。元Ψクリミナル元の名はμ(ミュー)ミュウの遺伝子の一部から出来ているとか。
・誕吾・・・・ミラージュのメンバー。正体はΨクリミナルのオメガ
・真九朗・・・新興団体・志村クラブの主宰、正体は謎に包まれているというか、実はマイナが操るRSD(立体映像みたいなもの)姿が大手町に似ているのは何故。
・遊々・・・ミラージュの隊長にして理想郷の国家元首。クライマックス付近の演説は堂に入っていたというか、あなたホントに学生ですか^^;


鳴海視点
・三嶋鳴海・・・旧姓、真稲鳴海。両親が事故で死んでから三嶋に引き取られた。
CPS(サイクロペディア症候群)で一度見たものは完璧に記憶してしまうそうだ。
・ボス・・・鳴海の父であり、上司でもある。養父。
・大手町・・・鳴海の同僚にして元恋人。志村クラブの幹部でもある。そして志村クラブは実は公安6課だったりする。
・真琴・・・鳴海の後輩。事件の鍵を握っている。
・オメガ・・・リブロクの制服を来た記憶喪失の少年。正体は練丸。
・チサト・・・オメガの姉。そして霧寺に撃たれて重態。正体はミュウ。
・練丸・・・・屋上で目撃したのと、バスルームの中に沈んでいた少年。正体は誕吾(オメガ)
・ミュウ・・・
Ψの使い手。ところどころで援けたり助言をしに来たりする。正体はチサト
・霧寺メイ・・・
Ψの使い手、敵のようで、やっぱりこいつだけはどの世界でも極度のツンデレ(違
遊々・・・・エクリプシーの患者。自我を失っている。(自我はa世界の遊々)


登場人物だけでもかなり入り乱れている。
というか特に鳴海編では人物が入れ代わっているため混沌としている。

Ψとは?
いい加減長くなってきたので簡潔にまとめます。
Ψ(サイ)とは超能力のように見える現象。
原理はこんな感じらしい。

人間の認識している『今』は実は0.5秒前の世界。
これは情報が体の中で脳に伝達されて、認識されるまでにかかるタイムラグがあるため。
つまり人間が現実と思っているものは常に0.5秒(個人差あり)遅れた過去。
この作品中では、この今を認識している自分を自我(健在意識のようなもの)と呼び、実際にリアルタイムで現実を体験している自分を識閾下(潜在意識のようなもの)と呼んでいる。

例えばもし、このタイムラグの無い人間がいたらどうなるかというと、その人は識閾下では他の人と同じ今を体験しながらも自我のレベルでは他の人よりも0.5秒先の未来を体験している事になる。
Ψの使い手はこの自我と識閾下にある程度自由に干渉できる人の事。

つまり人より0.5秒先の未来を常に体験出来るなら、その人は他の人に比べると何か起きたときに0.5秒早く反応できる。
Ψの使手は、このタイムラグの幅もある程度広げられるようだ。
つまり。0.5秒が、数分とか、数時間とか、数日とか。
そうなるとどうなるかというと、もう予知能力のような世界になる。
そしてこのゲームの中での設定では、あくまでも現実を確定させているのは自我が現象を観測したときとなっている。(シュレディンガーの猫のようなものらしい)

つまりタイムラグが1分あったとして、銃で撃たれた瞬間に識閾下の自分がその現象を1分遅れて観測するはずの自我に干渉して、あらかじめ回避行動をとらせたり、その場からいなくなるなどの行動を取らせると、リアルタイムで現実を体験している識閾下の世界(自我にとっての未来)では、撃たれるのを予測していたかのように回避行動を取っていたり、その場から突然消えてしまっていたりするという法則。

どちらも厳密には今の自分なので、別に過去や未来に行っている訳でもなく、ただ人より自我と識閾下のタイムラグが大きかったり小さかったりするだけだ。


う~ん、なんとなく釈然としないものがあるというか、そもそも私がこの仕組みを本当に理解しているかも謎なので、ここに書いてある事はあまり当てにはなりません。
0.5秒レベルの話なら理解の範疇ですけど、それがもっと広がるとなると、例えば撃たれたら、自我が観測する前に弾が当たって死んじゃうただの反応が遅いだけの人になるんじゃないかと^^;

この仕組みはあくまでも自我が観測している側で現実を確定させるというルールがあって成り立つものですよね。
でないと、リアルタイムで現実を体験しているはずの識閾下が先に死んで終わってしまうわけで。

しかし、自我が観測する結果こそが現実として確定するというルールさえあれば、自我が観測するまでは、リアルタイムの
識閾下で起きたことは現実としては確定しないということになる。
つまり、自我にとっての未来(本当はリアルタイムで起きている現実)は自我が観測するまでは確定しないから、識閾下が自我の行動に干渉して変える事によって、自我にとっての未来である識閾下の運命を変える事が可能。


たぶん、こういう原理・・・です。
何かうまく言いくるめられたと言うか、狐につままれたような原理です。
いえ、まったく全然自信はないので信じないで下さい^^;

で、この作品の感想
噂の一枚絵のクオリティについては、噂どおりの出来でした。
前二作を知っている身としては、何か物足りなさを感じるというか、デッサンが崩れているので、ただでさえ誰が誰だかわからない話なのに、さらにわからなくなっています。
・・・まさかそれが狙いか(それはないでしょう)

シナリオは、終盤がわりと面白かったですね。
遊々隊長に一票入れたいです。
というか、ラストのラストでまさかあんな形で登場するとは思わなかった。
公安6課満場一致って、どんなカリスマですか^^;
再度いいますけど、本当に学生ですかあの人は^^;

しかし、CGは比べる必要もないくらいなので外して、シナリオ面で行ってもやはり名作
Ever17には及ばない感じです。
相変わらずプレイヤーそこが世界の観測者という位置づけで、その視点を利用したトリックはうまいですね。
Ever17と比較せずに評価するとどうなるかというと、ちょっともうEver17が頭から離れないので私の脳では出来ません^^;

こんな感じでしょうか。
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