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”文学少女”と神に臨む作家 上

"文学少女"と神に臨む作家 上 野村美月 ファミ通文庫
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いよいよシリーズ最終作?怒濤の展開。
 
 "文学少女"シリーズもついにこの『神に臨む作家』で本編は終わり。
そして今作はその上巻。
次回の下巻をもって本編は終了となるそうです。
(既に短編や漫画(6月からどっかで連載)なども動き始めているそうだ。もちろん買います。)

シリーズ最終作にふさわしく目を離せない展開が続く。

本当に序盤の序盤、遠子先輩とななせが連日心葉の家に来て、家族から疑惑の目で見られるところと心葉のうろたえようがかなり笑えた(笑

ただ、そこに流人が来てからは一変、修羅場の連続。
この作品のトラブルメーカーというか歩くトラブル製造器というか、やっぱり一番壊れちゃっている人というか、今回は今までとは違い『面白いから』ではなく、本気でいろいろ画策してくる。

何か拓海(流人の父親)の生まれ変わりだとか、電波まで受信してしまって、もう大変だ(-_-;)
いやー、こんな人が身近にリアルでいたら恐すぎですよ^^;

前回の麻貴も恐いと思いましたけどやはり流人はかなり狂っていると思いました。
しかもそれはある意味とてつもなくまっすぐで自分に正直で純粋な狂い方。
たぶん流人と同じ思いまで抱く人なら普通にいてもおかしくはないだろう・・・・ないですよね?^^;
ただ、それをああまで行動に移してしまうとなると、これはなかなかいない。
誰でも思う可能性はあっても実行には移さないことを、躊躇無く実行に移せるのは常人が超えられない一線を越えて何か精神の箍が外れてしまった犯罪者の領域と似ている気がする。

まあ、犯罪までは行っていないので、ここまで言われたらちょっと可哀想かも知れないですけど、それに近い精神構造なのか、もっと違う何かがあるのか。
とにかく流人は普通の人なら超えるのに膨大なエネルギー(憎悪とかよほど追い詰められたとか)が必要なところを、簡単にひょいと超えてしまうところがある。

それが恐い。

って、何か流人のことばかり書いていますね^^;

本編はいよいよ遠子先輩がメインの物語。
今まで隠されていた遠子の秘密とは?

存在しないはずの人物
消えてしまう
本を食べる妖怪

そしてななせはどうなる?
・・・というか、相変らず辛い役回りですね(-_-;)

ただ、この作品を読んでいて気になったことが一つ。
叶子は遠子の両親が死んでから遠子を引き取っているわけですが、流人曰く、遠子は常に存在しない人物のように扱われてきたとか。
そこがよくわからないんですよね。

作中のいろいろ出てくる証言や証拠から、

・叶子(流人の母親)と結衣(遠子の母親)は親友だった
・しかし実は結衣が一方的にそう思っていただけで叶子は結衣が嫌いだった?

・・・・らしいのですが、だとしたら何で遠子を引き取ったのか。
まさか死んだ結衣に対する復讐のために遠子に冷たくするため?
それだけのために当時小さかった遠子を引き取って今日まで育てた?

う~ん、常識では実はツンデレだったという落ちがつきそうですが、この話に出てくる人達の壊れっぷりからすると、その程度の仕打ち(復讐)は本気でやりかねない気もするので難しいところです(-_-;)

普通なら、他人の子供引き取って学校までちゃんと進学させるだけでも、無愛想なだけで実はいい人って気がするんですけどね。(簡単な事じゃない)

そして叶子は心葉の小説を認めていはいる。(審査員だった。コメントも残している。)
心葉に対して「貴方によく似た小説を書く人を知っている」とも言っている。
これは心葉が想像したように結衣の事で間違いないだろう。
心が弱くて作家にはなれなかった(結衣のことだろう)とも言っている。

はて?
だとするとあの遠子の部屋で心葉が見つけた手紙に書いてあった罵詈雑言はどこまで本当なのか?
となる。
心葉の小説が結衣の小説に似ていて、それを認めているなら、実は・・・・・結衣のことも認めていた?

なんて可能性が見えるのですが、どうなんでしょう。
にしても、流人の証言はどこまで当てになるのか。
ここにいたると遠子もどこまで本当のことを言っているのかよくわからない。

最後には流人が物騒な台詞を吐いて次巻に続くだが・・・
すっごい続きが気になりますね^^;



ところで脱線しますが遠子先輩は本当に本を食べる妖怪なんでしょうか。
これもちょっと疑問。
普通の食べ物に関して味覚がないのは今までのことでわかっている。
そして本を食べているのもわかっている。
父親も本を食べていた。
ただ、それを知っているのは基本的に結衣と叶子と遠子と流人のみらしい。
仕事仲間であった佐々木は遠子の父親が本を食べていることを知らない。
これは心葉が尋ねてはっきりと食べていなかったと答えている。

ここで問題。
そもそも遠子が味覚がないのは何度も描写されているが、その父親は本を食べていたとはされているが、味覚がなかったことは描写されていない(必要なかっただけかも)。

実は味覚がないのは遠子だけで、父親はその遠子のために食べ物の味について説明するのに、自分が詳しかった本を利用して、自分もそれを食べて見せてこれはどういう味でとか例えたとか・・・・

・・・・いや、これだと繋がらないですね。
そもそも遠子が生まれる前から本を食べていたぽいし。
第一それで遠子が本だけに味を感じるというのも説明出来ないです。
う~ん、わかりませんね(-_-;)
まあこれは本題とは関係ないでしょうけど。

この辺の謎は次巻で解き明かされるのでしょうか。
それとも妖怪のままですか^^;
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