QLOOKアクセス解析

徒然なるままに・・・

長い間お世話になりました。当ブログは閉鎖いたしました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

“文学少女“と神に臨む作家

現実は偶然の積み重ね。
だからどうしょうもないほど退屈だったり残酷だったり。
ご都合主義の展開なんてない。
せめて想像の翼を広げる物語の中だけは、夢も希望もあっていいと思う。
どうしょうもないほど馬鹿らしかったり、どうしょうもないほど切なかったり、どうしょうもないほどご都合主義でも、そこに救いがあっていいのではないだろうか。

救いようのない現実に救いを求める虚しさよりも、想像の世界に人は救いを求め、空っぽの自分を満たしてくれる何かに触れようとする。
だから人は『物語』を求めるのかもしれない。


・・・・いや、そうでもないか(汗


何か珍しくシリアスに始めましたが、このシリーズ最後のレビューなのでちょっと気取ってみたかっただけです。
これっぽっちも深い意味はありません^^;


"文学少女"と神に臨む作家 下 野村美月 ファミ通文庫
00Q.png
ついにシリーズ最終巻。
最後まで期待を裏切らない出来でした。
前巻での疑問にはほぼ答えが用意されていましたね。
遠子先輩が本当に妖怪なのか人間なのかについては謎のままでしたが。

苦悩の中、心葉が求めた平穏な日常の象徴が『琴吹ななせ』
そして最も近くにいながら遠い存在であり、日常に溶け込んだ非日常の存在が『天野遠子』

日常に必死にしがみつこうとする心葉だったが、物語終盤で、自分にとっての日常は遠子先輩と共にあった2年間であったことにやっと気がつく。
それこそが、遠子と心葉が積み重ねてきた日々であり、思い出であり、かけがえのない時間であった。


・・・と、まあ物語は期待を裏切らずに、丸く治まりました。
最後まで、もしかしたら、このまま狭き門エンドですか?と、気が気じゃなかったですが^^;
最後の最後であのしょうもない占いが絡んでくるとは、やってくれますね^^;

叶子さんは上巻のレビューで予測したとおり、やはり極度のツンデレさんでした。
さすがに遠子先輩が叶子さんの実の子だったとまでは予想していませんでしたが、概ね納得の展開です。
流人もどうやら正気に戻ったし、あの臣君も復活しているようです。
まあ・・・・最後まで恐いのは竹田さんでしたが^^;
キャラ立ちすぎです^^;

しかしやはりこの作品一番の勝者は流人か。
彼は散々好き勝手に振る舞って人を陥れようとしたり、迷惑をかけまくっていたのに、最後には望んでいたものを全て手に入れてしまった。
命がけではありましたけど。

・・・・心葉は6年もよく耐えたなぁ。
これが現実だったら6年という時間で全く音信不通となると自然消滅でしょうけど、希望を持ち続けられるのは、やはり結末の決まった物語だから。
だから物語はいいんですけどね。
リアルな現実なんて、物語にはいらないです。(私個人の趣味です)

なんだかんだで、このシリーズは傑作。
第一作の衝撃と、第三作の心を震わせる展開は特に好きでした。

最後のレビューにしてはあまり内容に触れていないですけど、気になる人は今からでも全作買って読むべし。
と、工作活動をして終わります^^;

あ、そういえば漫画と短編集もそのうち出るでしょうから、こちらもチェック忘れないようにしないと^^;
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://seasons3000.blog89.fc2.com/tb.php/865-49f502a1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。